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M&Aの流れ

2017年11月06日  

当社が提供するM&Aアドバイザリー業務

当社のM&Aアドバイザリー業務の全体像

相手を見つけるマッチング機能

マッチング機能は、M&Aによる会社売却の意思決定を行ったお客様のために、(1)買い手候補をリスト・アップし、(2)それらにアプローチして、(3)買収提案を行う機能を言います。これによって、当社は、お客様にとって最適な買い手候補を見つけさせていただきます。

当社は、お客様との協議によって複数の候補先をリスト・アップし、どういう順番で買収提案を行うか、提案を受入れられなかった場合に次の手をどう打つか、あるいは、候補先すべてに同時に提案を行うかなど、買い手候補を絞り込むとともに、最適な提案方法を立案します。

ここで当社に求められる能力は、買い手候補をリスト・アップするための「情報収集力」です。買収に関心を持ちそうな企業の情報を幅広く集めることによって、最適な買い手候補を探し当てる可能性が高くなるからです。この点、当社は大手金融機関及び大手コンサルティング会社との業務提携によって、買い手候補の情報を幅広く集める体制を構築しています。

また、買い手候補にアプローチして買収提案を持ち込む「営業力」が求められます。M&A 情報は売り手側の機密事項ですから、基本的には経営トップにこっそりと提案しなければなりません。それゆえ、M&Aアドバイザーには、M&Aを意思決定する権限をもつ経営トップに直接アプローチし、買収提案を持ち込むことのできる営業力が求められるのです。この点、当社は公認会計士が自らM&Aの買収提案を持ち込んでいることから、無資格のM&A仲介会社よりも信用され、買い手候補への提案力に優れております。その際、貴社の事業および財務情報を理解したうえでアピールすべきポイントを整理し、買い手候補に対して、効果的な情報開示を行っております。

当社の提案力

・初期段階で開示する情報は小出しにするなど、M&Aプロセスの進捗度に応じて効果的な情報開示を行うこと。
・顧客が開示しようとする情報を、買い手候補にとって理解しやすい形の資料にまとめ上げ、効果的なプレゼンテーションを実施できること。
・買い手候補から出される質問の受付窓口となり、迅速に回答を提供できること。
機密情報の漏えいがないよう、厳格な情報管理ができること。

M&Aアドバイザーのマッチング機能

交渉をまとめ上げるコーディネート機能

コーディネート機能とは、交渉プロセスを通じて、取引の相手方、各分野の専門家(弁護士、金融機関など)とお客様との情報伝達の流れを調整するとともに、お客様による最適な意思決定のための助言を行う機能をいいます。これによって、当社は、お客様個人の利益最大化を実現できるよう、最適な取引交渉を進めております。

M&Aプロセスは、さまざまな論点を一つ一つ解決する行為の積み上げといっても過言ではありません。その際の顧客の判断材料として、各分野における職業的専門家のアドバイスが活用されることになります。

以前はM&Aが極めて珍しい取引であったため、顧客に対して、「M&A を実施する場合、会社法に照らせばこの辺に気をつけた方がいいです。」、とか、「株式譲渡対価の代わりに退職金を受け取ったほうが税務上有利です。」など、M&Aアドバイザーが自ら習得した知識を提供することだけでも十分な価値がありました。

しかし、M&Aの高度化と難化に伴い、M&Aアドバイザーに固有の知識・ノウハウや経験を顧客に役立ててもらう余地は、近年ますます小さくなってきています。従来はM&Aアドバイザー固有のノウハウとされていた交渉上の戦術や駆け引きにしても、契約書に記載すべき論点を正確に理解している弁護士がもつノウハウや交渉戦術のほうが優れています。

そのため、現在、M&A実務で求められる専門性は、M&Aアドバイザーが身に付けた中途半端な専門性ではなく、以下のようなさまざまな分野の専門家から提供される、極めて高度な専門性に様変わりしています。

M&Aに必要とされる専門性

・M&Aを専門とする渉外弁護士による法務アドバイス
・M&Aを得意とする税理士による最適なストラクチャリング
・M&A経験豊富な公認会計士による財務デュー・ディリジェンス
・ノンリコースローンを取り扱う金融機関からの買収ファイナンス
・環境コンサルタントによる調査
・不動産鑑定士による固定資産の時価評価

しかしながら、様々な専門家から提供される高度なアドバイスを聞いて、お客様がすぐに理解できるわけではありません。

そこで、当社が各専門家と顧客との間に入って説明を加え、お客様の理解をサポートするのです。各専門家による複雑で高度なアドバイスをお客様にわかりやすく丁寧に説明できること、これが当社の提供するコーディネート機能となります。

たとえば、M&A専門の弁護士から当社が先にアドバイスを受けておき、それをお客様にわかりやすく説明する必要があります。その際には、顧客への説明が容易になるような資料が役に立ちます。フローチャートなどの図解を使って資料をビジュアル化し、お客様の理解を促すのです。

特に、お客様がM&Aアドバイザーのコーディネートを強く求める場面としては、金融機関との交渉があります。銀行取引に関連する論点はお客様にとって難解なものであることが多いため、当社の公認会計士によるサポートが不可欠でしょう。

また、工場を持つ製造業である場合、土壌汚染などを調査した環境コンサルタントから提出される調査レポートも、お客様にとっては普段は見慣れないものでしょうから、当社のサポートが必要となります。

各分野の専門家から提供されるアドバイスをお客様にわかりやすく説明し、そのアドバイスをどのように活用して意思決定すればよいのか、意思決定の選択肢として何があるのか、今後どのような展開が予想されるのか、M&Aプロセスの中でお客様が置かれている状況を素早く分析して、お客様の適切な意思決定をサポートすること、これが、当社がお客様に提供する機能となります。

それゆえ、M&Aアドバイザーには法務、会計・税務、企業経営、コーポレート・ファイナンスなどM&Aに関連する専門知識を身に付けていることが求められます。そのうえで、難しい専門知識をお客様にわかりやすく解説できるコミュニケーション能力を有していることも求められます。

この点、当社の代表である岸田康雄が公認会計士・税理士であるとともに、国際公認投資アナリストとして金融機関で事業承継コンサルティング業務を提供した経験があるため、十分な品質を確保しております。また、東京都中小企業診断士協会との関係を活かして、中小企業経営者に対するコンサルティング経験が豊かな中小企業診断士が多数所属しており、オーナー経営者のご要望に迅速に対応する体制を構築しております。

当社のコーディネート機能

なお、当社は、自らが会計税務及び中小企業経営の専門家という位置づけにあるため、外部の公認会計士や税理士に依頼する必要がなく、自社でM&Aスキーム構築や個人税務のアドバイスを提供することができます。譲渡所得の確定申告まで承っています。

税負担を最小化しうる譲渡スキームを立案することは、お客様個人の利益最大化を実現するための手段として最も重要です。税理士による税務の専門性を提供しながら、同時にM&Aアドバイザーとして他の専門家をコーディネートできるという点で、当社は最適なM&Aアドバイザーであると自負しております。