事業承継支援研究会

企業内診断士向け書籍出版プロジェクト参加者募集

2020年12月05日  

書籍出版プロジェクト第2弾は、企業内診断士の方々の独立開業を支援するものです。中小企業診断士が独立開業してすぐに直面する問題は、「どのように顧客を見つけるか」です。

この点、協会活動や行政機関の下請け業務を通じて人脈を広げる方法もあります。しかし、それだけでは十分な収入を得ることができません。個人のブランディングを行い、広告宣伝を行うことも必要となります。

そこで、今回は、独立開業を目指す企業内診断士の方々にとっての現在そして将来の営業ツールとして活用できる書籍の執筆の機会を提供させていただくこととしました。

書籍出版プロジェクトの目的

企業内診断士が独立開業するときの営業ツールとして活用していただくこと
書籍がお客様との初回面談の際に手渡ししていただく営業ツールとなります。

書籍企画

書籍タイトル:『中小企業の事業承継のための経営革新~中小企業にとっての両利きの経営とは~』

ターゲット:中小企業の経営者
形式サイズ:A5版(予定)
ページ数:未定
出版社:ロギカ書房
収支:印税収益はページ数で配分、営業ツールとして1人40冊を買取り(顔写真入「帯」の作成を希望される場合は50冊)

コンセプト

・古い日本的経営を経験している大企業サラリーマンが執筆
・組織風土を変革するための経営革新(両利きの経営)を考える
・中小企業に両利きの経営をどのように導入するか?実践するか?

プロジェクト参加要件

・事業承継支援コンサルティング研究会会員(会費納入済み)
・大企業勤務
・企業内診断士(一部例外あり、診断士以外の士業など)
・年齢40歳以上(古い日本的経営を経験していれば制限なし)
・独立開業を予定

事務局

リーダー:福田まゆみ(事業承継支援コンサルティング研究会 連絡幹事)
サブリーダー:村上章(事業承継支援コンサルティング研究会 顧問)

大まかな進め方

・課題図書やテーマについてゼミナール形式にて研究
 ゼミナール開催:月2回✕3か月=計6回
・執筆開始:2021年4月 → 6月完成目標

毎月2回のゼミナール

初回:集合ミーティング

・執筆プロジェクトについて(企画説明)
・ゼミナールについて
・課題図書について
・解説分担(課題図書を読んで解説する分担をメンバー全員に割当て)

2~6回目(月2回各1時間:ゼミナール形式でZoom使用)

・毎回1人10分✕3~4人のプレゼン
・プレゼンは録画してYoutubeにアップロードし、一般公開(欠席者対応)

課題図書(必読書)

チャールズ・A. オライリー, マイケル・L. タッシュマン他 「両利きの経営」
冨山 和彦「コーポレート・トランスフォーメーション」
デービッド アトキンソン「日本企業の勝算」
小城 武彦「衰退の法則」

(関連参考情報)東洋経済 いち早く「両利き」にならないと生き残れない

書籍以外の研究テーマ

経営革新の補助金について

(日経より) 政府の成長戦略会議(議長・加藤勝信官房長官)が1日午後にまとめる「実行計画」の素案が明らかになった。新型コロナウイルス禍で事業の継続が難しくなった中小企業に対し、業態転換や事業の再構築を促す補助金制度を検討する。

中小M&Aの税制優遇について

(日経を参考に)2021年度の与党税制改正大綱には、中小企業のM&Aの税制優遇が検討される。買収時の取得価額の一部を損金算入することを認め、法人税等の負担を軽減させるとのこと。業界再編による事業承継を後押しする。

M&Aでは買収後に隠れた簿外債務などが発覚するリスクがある。買い手の企業が不測の事態に備えて準備金を積み立てた場合、税務上の損金に算入できる案が検討される。

優遇策を受ける買い手企業が成長計画を国に提出し、承認を受ける制度が想定されている。対象事業における雇用や技術の維持、生産性向上の可能性を考慮して計画が査定され、適用可否が判定される。

参加をご希望の方の応募方法

事業承継支援コンサルティング研究会の会場にて幹事まで直接お声がけください。